ラツィオのインザーギ監督がまさかの退任 インテル指揮官就任へ

インザーギ監督(ロイター)

イタリア1部ラツィオは27日、シモーネ・インザーギ監督(45)が退任すると発表した。

インザーギ監督は「6月30日でラツィオとの素晴らしい冒険が終わることをお知らせしたいと思います」とし「この素晴らしい22年間、選手と監督として一緒にいてくれたクラブ、会長、選手、ファンに感謝します。ビアンコセレスティ(チームの愛称)は永遠に私の魂の一部になります」とコメントした。

イタリア代表のエースとして活躍した名ストライカーのFWフィリッポ・インザーギ氏の弟。現役引退後の2010年にラツィオの下部組織で指導者となり、16年からトップチームの監督を務めてきた。今季でラツィオと契約満了を迎える中、来季以降の契約延長が確実視されていたが、まさかの退任となった。

そんなインザーギ監督はすでに今季リーグ制覇を果たしたインテルの指揮官に就任することが濃厚だ。インテルは26日にアントニオ・コンテ監督(51)が電撃退任しており、同国紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、インザーギ監督が後任になるという。

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