対策協「危機意識持ち対応を」 県緊急事態31日終了

変異株への警戒や感染再拡大を見据えた対策の必要性などを訴えた委員ら=27日午後、県防災庁舎

 妥当な判断―。県は27日、県独自の緊急事態宣言を期限の31日に終了し、県外との往来自粛など一定の行動要請は継続する方針を示した。県防災庁舎で開かれた県新型コロナウイルス感染症対策協議会で委員らは、「感染爆発は抑えられている」などと県の判断を評価。ただ、変異株の脅威が増す中で、「今後も危機意識を持った対応が必要」と警戒感の緩みを危惧する声も上がった。

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