【27日】長崎県内15人コロナ感染 五島と壱岐、フェーズ2に引き下げ

27日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(26日午後7時現在)

 長崎県などは27日、県内3市1町で新たに15人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。新規感染者が減った五島、壱岐両医療圏については病床確保のフェーズを「4」から「2」に引き下げ、いずれも現在の約半数の10床になった。
 長崎市の新規感染者は9人で、7人は市内か県外の陽性者との接触があった。このうち80代男性については、入院先の医療機関で6日に陽性が判明したが、医療機関が感染症発生届を提出していないことが25日に発覚。27日公表分に計上したが、男性は既に治療を終え回復している。
 佐世保市の感染者4人のうち、性別非公表の10代学生は24日まで登校し、部活動に参加。濃厚接触者らは家族や学校関係者など計19人。80代男性は、持病のため入院する前の検査で陽性が分かった。30代女性会社員は、市内陽性者の濃厚接触者だった。
 東彼波佐見町の40代男性と松浦市の年代非公表の女性はそれぞれ濃厚接触者として受けた検査で一度は陰性だったが、その後に症状が現れ、再検査で陽性と判明した。

 


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