金曜ロードショー 最新作『竜とそばかすの姫』公開記念!3週連続細田守SP

©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

7月16日(金)にいよいよ公開となる、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』。その公開を記念して金曜ロードショーでは、7月2日から「3週連続 細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送が決定した。

細田守監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ている。

そんな細田守監督の“集大成”とも言える『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも最新作に通じる部分が見つかる! 最新作を見る前に、細田守の世界を楽しもう!

●7月2日は、母と子を描く感動作『おおかみこどもの雨と雪』

『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田守監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品で、興行収入は42.2億円を記録しました。

大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、《おおかみこども》だった―。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる感動の物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は誰の心にも響くこと間違いなしです。

●7月9日は、“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』

『時かけ』以降、初めて男の子を主人公にした“新冒険活劇”。2015年公開の邦画No.1となる興行収入58.5億円を記録し、細田監督作品最大のヒット作となりました。

舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹のちょっと変わった「親子の絆」を描く感動の物語です。“家族”は、細田守監督が描き続ける大きなテーマの一つですが、本作でも“新しい家族の形”が描かれます。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は、『竜とそばかすの姫』にも出演が決定しています。

●7月16日は、最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』

最新作『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。

『竜と~』の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっています。

ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な感動物語。公開から12年となりますが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたと言えます。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも出てきます。

2017年の放送では「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目される本作。『竜とそばかすの姫』とあわせて、ぜひお楽しみください!

【細田守監督 コメント】

新作『竜とそばかすの姫』公開タイミングに合わせての3週連続放送、嬉しく思います。今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の「擬似家族」というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います。

夏は映画のシーズンであります。夏休みの到来とともに、気分を盛り上げるのも映画が果たせる役割に他なりません!コロナ禍の自粛生活でストレスも溜まる日々が続きます。そんな中、ぜひ今回の「金曜ロードショー」の3週連続放送を楽しんでいただき、その上で新作『竜とそばかすの姫』を劇場で見て頂くことで、みなさんの夏の盛り上げを彩ることができたら、幸いです!

【放送日時・作品情報】

7月2日(金)よる9時00分~11時19分

※放送枠25分拡大 本編ノーカット

「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)

◆原作・監督・脚本:細田守

◆キャラクターデザイン:貞本義行 ◆脚本;奥寺佐渡子

◆音楽:高木正勝 ◆企画・制作:スタジオ地図

◆声の出演:宮﨑あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 大野百花 加部亜門

菅原文太

©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

7月9日(金)よる9時00分~11時19分 

※放送枠25分拡大 本編ノーカット

「バケモノの子」(2015)

◆監督・脚本・原作:細田守 ◆音楽:高木正勝

◆企画・制作:スタジオ地図

◆声の出演:役所広司 宮崎あおい 染谷将太 広瀬すず リリー・フランキー

大泉洋 津川雅彦

©2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

7月16日(金)よる9時00分~10時54分

「サマーウォーズ」(2009)

◆監督:細田守 ◆脚本;奥寺佐渡子 ◆キャラクターデザイン:貞本義行

◆声の出演:神木隆之介 桜庭ななみ 谷村美月 斎藤歩 横川貴大 富司純子

©2009 SUMMERWARSFILM PARTNERS

【映画情報】

「竜とそばかすの姫」 7月16日(金)公開

◆原作・脚本・監督:細田守

◆企画・制作:スタジオ地図

🄫2021 スタジオ地図

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。

母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった———

【今後の放送ラインナップ】

◆今夜9時30分『スタンド・バイ・ミー』※本編ノーカット

◆6月4日よる9時『ボヘミアン・ラプソディ』※本編ノーカット・地上波初放送

◆6月11日よる9時『グーニーズ』

◆6月25日よる9時『ピーターラビット™』※本編ノーカット・地上波初放送

◆7月2日よる9時『おおかみこどもの雨と雪』※本編ノーカット

◆7月9日よる9時『バケモノの子』※本編ノーカット

◆7月16日よる9時『サマーウォーズ』

「金曜ロードシネマクラブ」ホームページはこちら 

© 株式会社ジェイプレス社