レアルがジダン監督退任を正式発表 ペレス会長「選手や監督として伝説」

 レアル・マドリードは声明で、今シーズン限りでのジネディーヌ・ジダン監督退任を正式発表した。

ジダンが今シーズン限りで退任を表明…レアルは新監督探しに着手

 2016年1月から2018年5月、2019年3月から第2次政権をレアルで過ごしたジダンは、2度のラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ3連覇など多くのトロフィーを獲得。しかし今シーズンは宿敵アトレティコ・マドリードに後塵を拝しリーグ2位、CLベスト4やコパ・デル・レイでラウンド32敗退となり、11年ぶりに無冠となった。ジダンは水曜にクラブの役員とトップチームの選手たちに退任の意向を伝え、翌日にクラブが正式発表。フロレンティーノ・ペレス会長は、ジダンに賛辞を贈っている。

「今こそ彼の決断を尊重し、これまでのプロフェッショナルイズムや献身性、情熱がレアルに何をもたらしたか感謝を示す時だ。ジダンはレアルの偉大な神話の一人であり、選手や監督として伝説だ。彼はレアルの中心にいること、そしてこれからも彼のホームであると分かっている。今後ジダンがどこに行くかは多くの選択肢がある。パリ・サンジェルマンかも知れないしユベントスも選択肢の一つだ。もしかしたらフランス代表の後任になるかも知れない。もっと言えば1年休養もあり得る」。

ジダンがレアル監督を正式退任 Photo Eurasia Sport Images

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