壮絶人生のママたちが守る「塙山キャバレー」 生き別れた娘と20年ぶりの再会も…

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フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』では、トタン張りの小さな飲み屋街・塙山キャバレーの人々を追った『酒と涙と女たちの歌 ~塙山キャバレー物語~』を、30日(13:40~ ※関東ローカル)・6月6日(14:00~ ※同)の2週にわたって放送する。

茨城県日立市のチェーン店が並ぶ国道沿いに、まるで終戦直後にタイムスリップしたような佇まいの不思議な一角がある。13軒の小さな飲み屋が並ぶ「塙山キャバレー」だ。

店を守ってきた女性たちは過酷な人生を歩んできた。「めぐみ」のママは17歳の時、眠っている間に母親から芸者として身売りされたという。なんとか逃げ出し、たどり着いたのがこの街だった。

「京子」のママは夫に続き息子を亡くしたばかりだが、それでも笑顔で店に立っている。ここはそうした訳ありのママたちが、力を合わせて守り続ける特別な場所なのだ。

そんなママたちの店を「心の拠り所」に、様々な過去を抱える人々が夜な夜な塙山キャバレーに集まる。この街で自ら営んでいた店で、周囲の店も燃やしてしまう火事を起こし自殺を考えた男性。突然、妻を亡くし、1人で家に引きこもっていた男性。コロナ禍で演奏の場を奪われたバンドマンたち……ママたちは、そんな客の話を黙って聞き、時に説教し、時に歌うことで、彼らの心をほぐしていく。

2020年も終わろうとしていた夜、塙山キャバレーに事件が起きた。自らの過去を決して語らなかった「ラブ」のママを、20年前に生き別れた娘が訪ねてきたのだ。複雑な過去を抱える母と娘の20年ぶりの再会となったが、果たしてその行方は…。

人生の重荷を下ろし、心をほどく場所――そんな塙山キャバレーを、女優・吉岡里帆のナレーションで見つめていく。

(C)フジテレビ