山口ゆめ回廊博覧会公式ガイドブック発売

 7月1日(木)から12月31日(金)まで、山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町の7市町で構成する「山口県央連携都市圏域」で開催される「山口ゆめ回廊博覧会」(愛称:ゆめはく)は、7市町の地域資源を活用した周遊型博覧会。圏域全体を会場に、「食」「知」「大地」「産業」「時」「祈り」「芸術」の7テーマに沿ったイベントや体験プログラムが、多数予定されている。

 同博覧会の開催に先駆けて、「山口ゆめ回廊博覧会公式ガイドブック」(AB判128ページ)が、5月28日に発売。価格は1100円(税込)で、山口県・福岡県の書店・コンビニエンスストア、広島県・関東・関西の書店などで購入できる。

▲AB判128ページ

 巻頭特集は、博覧会の概要解説「ゆめはくを楽しもう!」。次は「イベントインフォメーション」で、圏域の特徴的な場所(ユニークベニュー)を舞台に開かれる食とアートのイベント、地域の魅力や未来について考えるトークキャラバン、オープニングイベントなどが紹介されている。

 続いて、圏域を構成する7市町すべての①イベント②フォトトリップ③キーパーソン④グルメ・おみやげを、市町ごとに紹介。さらに、この4ジャンルにとどまらない各市の魅力もピックアップし、伝えている。

 山口市の②では、SLやまぐち号、長門峡、常栄寺雪舟庭、狐の足あと、瑠璃光寺五重塔、徳佐八幡宮のしだれ桜、萩往還の写真が掲載。③には酒向淳子さん(LAWAKU代表)が登場し、④では21店が紹介されている。さらに、市内の文化施設や職人が取り上げられている。

 美祢市の②では、秋芳洞、秋吉台、美祢さくら公園、別府弁天池の写真が掲載。③には松田寛之さん(TRIP BASE COCONEEL代表)が登場し、④では11店が紹介されている。さらに、雑貨・工房ショップや秋吉台サファリランドの案内、「秋芳洞・景清洞・大正洞三つの洞窟を巡る」コーナーも。

 加えてガイドブックには、圏内の「道の駅・直売所ガイド」も掲載。さらに巻末には、圏内の各種施設が割引料金で利用できたり、プレゼントがもらえたりするクーポン券が、全部で29枚付いている。

 問い合わせは、山口ゆめ回廊博覧会実行委員会(TEL083-934-4152)へ。

「ゆめ散歩2021ガイドブック」も完成 観光案内所などで無料配布中

 「山口ゆめ回廊博覧会」における散策型イベント「ゆめ散歩2021」のガイドブックも完成。7市町内の62のプログラムが紹介されており、観光案内所などで無料配布されている。

 市町ごとに三つのプランがある「ゆめ散歩プレミアム」は、「ナナシマチの魅力をさらに深く知って楽しむ」がコンセプト。「魅力的・個性的なガイドと会える!」など、各地域のより深い魅力を感じられる21のプランが紹介されている。

 そのほか、「自然」「非日常」「歴史探訪」「文化」の四つのジャンルをテーマにした「ゆめ散歩」は41のプランが掲載されている。 

 また、「萩往還」「赤間関街道」など、圏域内の街道を紹介する「街道特集」や、ゆめ散歩プログラムに参加してスタンプを集めると、7市町の特産品プレゼントに応募できる「ゆめ散歩スタンプラリー」の応募用紙も付いている。

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