ジュゴン絶滅論文「個人の研究」

防衛省が見解、妥当性は言及せず

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 沖縄のジュゴンが2019年に絶滅したと記した論文を防衛省沖縄防衛局の有識者委員らが投稿したことについて、防衛省は28日、「個人の研究活動」との見解を示した。内容の妥当性に関しては言及を避けた。国会内で環境団体などが開いた会合で明らかにした。

 ジュゴンの生息状況については「環境省は絶滅危惧種に指定している」とし、絶滅との見方は示さなかった。

 論文は、沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設に絡み防衛局が環境保全の助言を得るために設けた「環境監視等委員会」の一部委員らが執筆した。英科学誌に投稿され、専門家による査読の段階にある。