阪神・ロハス 痛恨ファンブルで虎の子リードがパー… 打っても4タコで打率・063

阪神・ロハス

阪神の新加入助っ人、メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が28日の西武戦(メットライフD)で痛恨の失策を犯した。

この日は、西武の主催試合とあって、矢野阪神も今季初めて指名打者を組み込んだオーダーで臨んだ。これまで左翼として出場してきたサンズを「5番・DH」とし、ロハスを今季初めて「7番・左翼」でスタメン起用。だがこの用兵が結果的に裏目に出ることに…。

大山の適時打で1点を勝ち越し、5―4とした直後の7回だった。無死一塁の場面で打席に入った森が左前へ打球を運ぶと、これをロハスが捕球にもたつき、その間に一走・若林が長駆生還。奪い返したリードを一瞬で失ってしまう最悪の展開になってしまった。

マウンド上の馬場も集中力を切らしてしまったのか、次打者・中村に痛恨の4号2ランを被弾。虎の子のリードを守り切るどころか、西武打線に7―5と勝ち越しを許す最悪の展開となってしまった。

打の方でもこの日4タコと、いいところがまるでないロハス。昨季の韓国球界2冠王も、現時点で打率0割6分3厘とドン底状態だ。

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