巨人 鷹に屈辱の公式戦10連敗も…ベテラン孤軍奮闘 原監督「体張って野球をやっている」

6回に11球粘って本塁打を放った巨人・中島

巨人は28日のソフトバンク戦(ペイペイ)に3―9で敗れ、対ソフトバンク公式戦は10連敗となった。その中で、ひとり気を吐いたのが「7番・一塁」で出場したチーム最年長野手・中島宏之内野手(38)だった。

中島は鷹投手陣を相手に1本塁打、2二塁打と〝長打猛打賞〟。普段は代打待機のため、今季先発8戦目での初猛打賞となった。試合後、言葉が少なかった原監督も「(中島は)うん、何て言うか…こう…、体張って野球をやっている感じがするね」とうなずいた。

鷹先発・石川から11球粘って2号ソロを放った中島は「何とか粘って打つことができました。次につなぐことだけを考えていたが、いい結果につながりましたね」とコメント。ベテランのバットがチームに火をつけられるか。

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