西武は28日、前日の広島遠征中に源田壮亮内野手(27)に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを受け、阪神戦(メットライフ)の前に一軍の監督、コーチ、選手、スタッフの計80人にPCR検査を実施。全員が陰性と発表した。広島に帯同したメンバーのほか、広島遠征中に所沢に残留していたメンバーなども受験した
西武はこの日、源田のほか、広島遠征中に源田と接触の可能性があった7選手の登録を「特例2021」で抹消し、6選手を代替登録。うちニール、木村はPCR検査では陰性、現在は無症状も所轄の保健所から濃厚接触者と判定されたため、広島の宿舎に留まっている。
試合後、辻発彦監督(62)は濃厚接触者と判定されなかった佐野、柘植、金子、愛斗、熊代の戦線復帰について問われると「もちろん」と断言。あと一歩のところで勝てなかったチームの奮起を期待した。