伊藤公平塾長と常任理事10名が就任

長谷山彰前塾長の任期満了に伴い、28日付で伊藤公平塾長および常任理事10名が就任した。任期は4年間で、2025年5月27日(火)まで。

常任理事に土屋学部長も選出

塾長は、慶應義塾の最高責任者、理事長として一切の塾務を総理し、塾務全般につき慶應義塾を代表するとされる。

新塾長に就任した伊藤氏は、89年に慶應義塾大学理工学部を卒業後、94年に米・カリフォルニア大学バークレー校博士課程を修了し、07年から理工学部長、17年4月から19年3月まで理工学部長・理工学研究科委員長を歴任した。専門は固体物理、量子コンピュータ、電子材料、ナノテクノロジー、半導体同位体工学と多岐にわたる。

塾長の任期は4年間で、通算2期まで再任することができる。伊藤氏は26日にオンラインで行われた就任前の記者会見で、「塾生たちがあの時の慶應にいてよかったなと思えるようなものをつくっていきたい」と述べた。

同時に選任された常任理事は以下の通り。土屋大洋総合政策学部長も選出された。

関連ページ

© SFC CLIP