【群馬の難読地名】橳島、神流、邑楽・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は群馬県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

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橳島

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「ぬでじま」

前橋市の南部、利根川流域沿いにある町名で、「ぬで島」とひらがなで表記されることもあります。「ぬで」とはウルシ科の「ヌルデ」の木のこと。ヌルデは「カチノキ」とも呼ばれ、「勝ち」と「木」を合わせて「橳」と書かれるようになったということです。

神流

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「かんな」

群馬県の南西部に位置する町の名前です。日本で初めて恐竜の足跡が発見された場所で、恐竜の骨格を展示する「恐竜センター」があります。恐竜の化石や標本の展示のほか、ライブシアター、化石の発掘体験やレプリカ作製体験なども楽しめます。

邑楽

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「おうら」

邑楽町の多々良沼公園では、毎年11月から3月頃にかけて、白鳥の姿が見られます。越冬のためはるかシベリアから飛来し、多々良沼で羽を休める白鳥は町のシンボルとして大切にされ、町内のマンホールにも白鳥がデザインされています。

嬬恋

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「つまごい」

群馬県の西に位置し、軽井沢の奥座敷として愛される万座温泉があります。嬬恋の地名の由来は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征中に、海の神の怒りを静めるために愛妻「弟橘姫(おとたちばなひめ)」が海に身を投じ、亡き妻を思って嬬恋村と名付けられたということです。

本動堂

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「もとゆるぎどう」

藤岡市にある地名です。南北に鮎川が流れ、対岸には「藤岡歴史館」があります。同施設は地域で発掘された土器や石器などの埋蔵文化財をはじめ、市民からの寄贈品などを展示しており、白石古墳群や本郷埴輪窯址・猿田埴輪窯址についてのコーナーがあります。

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