高橋洋一氏「日本は先進国で唯一、緊急事態条項がない国」憲法改正の必要性を訴える

緊急事態宣言でも新宿の人の流れは変わらず?(ロイター)

ツイッターでの「さざ波」「屁みたい」発言の責任を取り、内閣官房参与の職を辞した嘉悦大教授の高橋洋一氏(65)が29日、レギュラー出演するABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分)に出演。辞任について改めて言及した。

番組冒頭、辞任について取り上げられると、高橋氏は「まずツイートは不適切表現と認めます。家族からも『お父さん、下品ね』と言われた。まったく弁明の余地ない。本当に申し訳ないと思って謝りました」と素直に謝罪した。

その上で、ツイートに添付していた各国の行動制限を数値化した図を示し「民主主義国は規制がしにくいと言われているが実はできている。日本だけできていない。鎖国すればと言うけど、私権制限になるからできにくい」と問題点を指摘。

続けて「日本は先進国で唯一、緊急事態条項がない国だから、あるところにしわ寄せしたり、長々とやったりする。憲法の改正のない国はない。緊急事態条項ない国なんてない。この際、きちんと議論した方がいい」と憲法改正の必要性を訴えた。

MCの東野幸治から「参与をお辞めになりましたが、残念だとか心残りは?」と聞かれると、「まったくないですよ」ときっぱり言い切った。

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