辰巳ゆうと 新曲『誘われてエデン/望郷』の新装盤発売記念イベントを開催 新曲をイメージしたバラのバルーンアートを披露

演歌第7世代の旗手・辰巳ゆうとが、東京・練馬区の「四季の香ローズガーデン」で、今年1月にリリースされ、オリコンの演歌・歌謡曲チャートで1位を獲得した4枚目のシングル『誘われてエデン/望郷』の新装盤発売記念イベントを行った。
カップリング曲に『逢いたかったよ』(Cタイプ)と『情熱太鼓』(Dタイプ)を収録した2バージョンをリリース。この日は表題曲のエデンのイメージから、バラのバルーンアートを披露。見事な花束を作って見せた。

冒頭、てるてる坊主をあしらった傘をさして登場した辰巳。「もっと盛り上がるかと思ったんですが、皆さん、あんまり笑ってくれませんでしたね(笑)」と明るく挨拶。
当日は、今年に入って都内で一番の降水量を記録したあいにくの悪天候で、「雨男ですか」の報道陣からの問いかけに「いえいえ、僕は“曇り男”なんですよ。今日もきっと曇るだろうと思っていたのですが……。ですからこの雨は僕のせいではありません。どなたか雨男がいらっしゃるのではないですか(笑)」と軽く笑いをとってイベントがスタート。

まずは、ピンクとパープルの風船を手に特技のバルーンアートを披露。バルーンアートとは、デビューした頃、新曲のキャンペーンで訪れたショッピングモールで出合って以来、ほぼ4年の付き合いといい、この日もバックに『誘われてエデン』を流しつつ、バラのバルーンを作製。合わせてイベント前に4時間かけて作ったというバラの花束も披露した。
最も得意なのは犬のバルーンで、20種類のレパートリーを持つという。この日のバラのバルーンアートは「バランスが難しかったですが、バラのイメージが強いエデンの世界観を表すことができて良かったと思います。出来栄えは100点満点です」と胸を張った。演歌歌手の特技では三山ひろしのけん玉が有名だが、記者から「けん玉に対抗したら」と振られると「そうですね。イントロの間にバルーンアートを完成させるのもいいですね。歌と融合させたい」と前向きに語った。

『誘われてエデン』は、辰巳の響きのある甘い歌声を前面に打ち出した軽快なポップス。「♪好きさ 好きさ」と「好きさ」を繰り返すサビのフレーズが印象的な楽曲だが、イベント前日の5月26日にリリースされた同曲のC、Dタイプに収められたカップリング曲について聞かれると、「Cタイプのカップリング『逢いたかったよ』は、男同士の友情を歌った曲。友情の大切さ、素晴らしさを伝えられたら。このコロナ禍で“逢いたかった”という言葉の重さを改めで感じる曲です」。Dタイプのカップリング『情熱太鼓』については「この曲で自分の23歳のエネルギーやパワーを届けられたら。カッコいい演歌の一曲になっています」と力をこめた。

6月には東京・明治座で上演される水森かおり公演へ出演する。「昨日台本を読んだばかりなんですが、僕がこんなに出ていいのかなと思いました。でも出るからにには頑張ります」。そして延期になっていた「辰巳ゆうとコンサート2021~そして、これから~」(日本橋三井ホール)も8月に開催が決定した。「(コロナ禍で)延期になってしまったくやしさがずっと心の中に残っていたので8月に開催されることになってすごくうれしいです。くやしい思いをした分、その思いをステージにぶつけようと思っています。延期になったことで、本来開催するはずだった3月の時点の自分より成長した姿を皆さんにお見せできたらと思います。(コンサートに)行ってよかったと思っていただけるようなステージにしたい」と意気込みを語った。

辰巳ゆうと「誘われてエデン/望郷」新装盤(Cタイプ Dタイプ)

【Cタイプ】

VICL-37594:¥1,350(税込)
[収録曲]
M1「誘われてエデン」(作詩:咲島レイ 作曲:YORI 編曲:野中“まさ”雄一)
M2「望郷」(作詩:久仁京介 作曲:四方章人 編曲:伊戸のりお)
M3「逢いたかったよ」(作詩:久仁京介 作曲:四方章人 編曲:周防泰臣)※オリジナル新曲
M4~M6 オリジナル・カラオケ

【Dタイプ】

VICL-37595:¥1,350(税込)
[収録曲]
M1「誘われてエデン」(作詩:咲島レイ 作曲:YORI 編曲:野中“まさ”雄一)
M2「望郷」(作詩:久仁京介 作曲:四方章人 編曲:伊戸のりお)
M3「情熱太鼓」(作詩:保岡直樹 作曲:桧原さとし 編曲:工藤恭彦)※オリジナル新曲
M4~M6 オリジナル・カラオケ

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