巨人・炭谷があわや大ケガのアクシデント 折れたバットが側頭部直撃でGベンチ総出

折れたバットが直撃した巨人・炭谷。あわや大惨事のアクシデントだった

巨人の炭谷銀仁朗捕手(33)が辛くも大ケガを免れた。

同点の2回、二死走者なしで松田の打席。先発・サンチェスの2球目直球で松田のバットがグリップから折れた。打球は右翼エキサイトシートに入るファウルとなったが、バットのヘッドが回転しながら捕手・炭谷の側頭部を直撃。マスクにガードされていない左耳付近に当たった。

うずくまる炭谷のもとに、ベンチから原監督ら首脳陣が総出で駆け寄った。場内は流れていた応援歌も止まり静寂に包まれた。トレーナーが手当てし炭谷の無事が確認されると原監督は安心した表情でベンチへと戻った。

炭谷はそのままプレーを続行。折れた部分が当たっていれば大流血の惨事だっただけに、両ベンチとも胸をなでおろした。

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