十両宇良関 沖縄の祖父母「孫が優勝、涙止まらない」 けがから復活「応援届いた」

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宇良関の十両優勝を喜ぶ宇良繁さん(右から2人目)とサチさん(同3人目)=国頭村宜名真

 【国頭】大相撲夏場所千秋楽で宇良関が十両優勝を果たした23日、祖父母の宇良繁さん(90)とサチさん(86)夫妻は、沖縄県国頭村宜名真の自宅で喜びを分かち合った。宇良関は幕内前頭4枚目まで上り詰めたが、2017年の秋場所に右膝のけがで番付を下げた。しかし20年の11月場所から十両に復帰。17年の九州場所以来の再入幕を確実にする優勝となった。

 父辰美さん(63)の兄の恵さん(66)、弟の幹男さん(57)、宜名真区長の浦崎光男さん(57)、那覇郷友会前会長の比嘉憲雄さん(74)らも駆け付け、4年ぶりの幕内復帰へ向けた十両での優勝を祝った。浦崎区長は「宇良関の活躍で、区民はじめ県民は勇気と喜びをもらった。最高にうれしい」と歓喜し、笑顔を浮かべた。

 国頭漁業組合長で宇良関国頭村応援団長の大嶺嘉昭さん(69)と宇良関大宜味村喜如嘉応援団長の金城健一さん(75)は「宇良関は大阪生まれ、大阪育ちだが父親は宜名真出身。親戚も多く住んでおり、場所中は国頭や大宜味の集落内や国道58号沿いに『チバリョー宇良関』とのぼりを掲げている。熱気ある応援が届いたと思う」と話した。

 祖父母の繁さんとサチさんは「孫の初優勝で涙が止まらない。ありがとうございます」と感謝した。(山城正二通信員)

宇良関(資料写真、2017年撮影)