新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化する中、予約のキャンセルなどで余ったワクチンを接種する取り組みが県内市町村で広がっている。希釈後6時間以内に使用しなければ廃棄処分となるため、リストを作成して接種会場で待機してもらったり、予約を繰り上げたりして接種する自治体もある。対象者は会場で働く看護師を中心に、訪問介護職員、民生委員など接種業務や住民生活を支える人が多く、貴重なワクチンを無駄にしないよう現場の状況に合わせて独自の工夫を凝らしている。
余ったワクチン有効活用 県内市町村、独自の工夫
- Published
- 2021/05/30 09:44 (JST)