巨人が30日のソフトバンク戦(ペイペイ)で初回に2点を先制した。
まずは主導権を握った。一死二、三塁のチャンスをつくり、主砲の岡本和は捕邪飛に倒れたが、5番のスモークが嫌なムードを振り払った。外角に沈むチェンジアップを中前へ運び、走者2人が生還した。
ただ、公式戦でソフトバンクに11連敗中の原辰徳監督(62)は、ベンチでナインを出迎える際も表情に変化はなし。28日からの対戦ではいずれも初回に2点を先制しながら、投手陣がつるべ打ちにされて手痛い逆転負けを喫している。
丸をスタメン落ちさせるなど打線を組み換え、投手陣では戸郷がプロ初の中4日で先発。28日に先発して3回5失点、48球でKOされた畠も中1日でブルペン待機している。総力戦で〝虎の子〟の2点を死守できるか。