【森保ジャパン】GK川島永嗣に欧州最強守護神・エドゥアール・メンディとの意外な縁

川島永嗣

日本代表GK川島永嗣(38=ストラスブール)が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制覇したイングランド・プレミアリーグのセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(29)との〝意外な縁〟を明かした。

川島が所属するストラスブールのカサールGKコーチがマルセイユ時代にメンディを指導した経験があり、シンデレラボーイとなった守護神の逸話を聞いていたという。

「彼は無職だった。その後に今季からストラスブールに来たGKコーチのもとでマルセイユでプレーして、ランスに行って、その後駆け上がっていった。面識はないけど、すごくいい成功例として見ていた部分がある。ああいう形でCLで優勝できて、同じGKとしてうれしく思うし、コーチから話を聞いてもいたので、今回の優勝はうれしく感じる」と〝弟弟子〟の快挙に刺激を受けた様子だ。

そのプレーぶりを見て「GKがゴールの起点になっているのは欠かせない条件になってきている。かなり重要になってきていて、GKにはそういう役割はもっともっと求められてくる」と攻撃におけるGKの役割の重要性を再認識している。

自身が今目指すのは2022年カタールW杯での躍進。「このチームにいる以上はそれが目標になってくる。しかし出場することが目標ではなく、W杯で高いレベルでGKとして自分に何ができるのか。そこに興味を持ってやっていきたい」と森保ジャパンをけん引する覚悟だ。

欧州最強守護神から刺激を受け、今度は自身が世界最高峰の舞台で活躍を期す。

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