KISAKIプロデュースによるシリーズイベント「輪・廻・転・生~A RETORN OF VISUAL MONSTER~」を7年ぶりに開催!!

自らがレーベルのオーナー&バンドマンとして活動を始めたMatina/MIRAGE時代から。いや、その前に自身がリーダーとなって活動をしていたLa:Sadie's時代から、KISAKIはヴィジュアルシーンに刺激的な仕掛けを次々投下し続けてきた。自身は、Matina後に立ち上げたレーベルUNDER CODE PRODUCTIONの解体及び、現状最後のバンドとなった凛-the end of corruption world-とての活動を止めてからは、表立った活動は控えめにしながら。今も、事有るごとにヴィジュアルシーンに刺激を与える仕掛けを次々と立ち上げては実行し続けている。 遡ること10年前となる2011年11月、KISAKIは、90年ヴィジュアルシーンを一世風靡したバンドを集めたイベント「輪‧廻‧転‧生~A RETURN of "VISUAL MONSTER"~」を、赤坂BLITZを舞台に開催した。あのときには、Deshabillz、Kneuklid Romance、La’Mule、Aliene Ma'riage、Romance for~を1日復活させれば、自身もKISAKIPROJECTfeat.砂月として出演。 2014年7月にはESAKA MUSEを舞台に、「輪・廻・転・生~Cry-Max Pleasure 2014~」と題し、ZEDEKIAH、BILLY AND THE SLUTS、Ange∞Graie、TAI:LENなど、90年代関西ヴィジュアルシーンを盛り上げていたバンドたちを1日復活。KISAKIは、凛-the end of corruption world-で出演し、イベントに華を添えていた。 あれから7年の歳月が経過。KISAKIが遂に「輪・廻・転・生」をプロデュース。10月10日に阿倍野ROCKTOWNで行なうイベントには「輪・廻・転・生~OVERTHROW Covid-19 SESSION NIGHT~」と銘々。今回は、UNDER CODE PRODUCTIONに所属していたバンド「秘密結社コドモA~キボウ屋本舗」のエイジが過去に活動していた「猟奇探偵社マカロニ」の"17年ぶりとなる一日復活ライブ”をメインアクトに開催する。嬉しいのが、17年ぶりとなる音源も無料配付してくれること。 エイジとの交友も長いKISAKIは、今回、「蜃気楼」という一夜限りのバンドを従えて出演する。KISAKIマニアならニヤッとするバンド名のように、彼が観た人たちの心をどんな風に魅了してゆくのか、とても気になる。 「蜃気楼」のメンバーは、Vo:AKIRA(MIRAGE・RENAME)・G:YAYOI(MIRAGE・グリム・関西悪血)・G:yo-yo(ex.Ravecraft・Ize)・B:KISAKI(MIRAGE・Syndrome・Phantasmagoria・凛)・Ds:Yomi(【zo:diaek】)と、狂喜せずにいれない面々。KISAKIは5月15日にも、SHIBUYA-REXで行なわれたイベントに3年ぶりに「強行突破撃」という1日限定バンドを組んで登場。自身が立ち上げた幾つものバンドの曲たちを演奏し、イベントを盛り上げた。ファンの期待を、つねに上回る形でライブを届けるKISAKIのように、今回の「蜃気楼」としての公演も非常に楽しみになってきた。 この日は、主役のエイジと交友関係の深いバンドマンたちが、いろんな組み合わせによるセッションバンドとして数多く出演する。「輪・廻・転・生」の名物、出演者全員によるセッション等もあるのだろうか。詳しい出演バンドについては、「インフォメーション」を通して確認してほしい。 今もまだまだ、コロナ禍により制限の多い中でのライブ環境が多い中、「輪・廻・転・生~OVERTHROW Covid-19 SESSION NIGHT~」が、出演者/観客ともに、想い出として一生心に刻みたいライブになってほしいと願っている。最後に、メインアクトとなる「猟奇探偵社マカロニ」のエイジと、イベント主催でもあるKISAKIからのコメントを記そうか。

●エイジ コメント

17年とはまた長い月日ですし、言うなりゃ押し入れの奥からひっぱり出してくる古いアルバムみたいな感覚ですが、懐古と現在を楽しめたら良いなと思うております。

●KISAKI コメント

エイジくんとは25年以上の付き合いとなります。Matinaから「猟奇探偵社マカロニ」のCDも2作リリースしてますし、マカロニのステージに乱入してベースを弾いた事もあります。個人的に見たいという気持ちがずっとあり話を振ってみたところ、OKの返事をもらえたのでイベントを組み立てました。そして出演して頂く皆さんも快く快諾して頂き感謝してます。あとは無事に開催出来ることを願うのみです。 TEXT:長澤智典

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