【K―1】武尊が早期復帰を誓う「早く治して次の試合やりたい」

マスコットとともにリングで挨拶した武尊

30日の立ち技格闘技「K―1」横浜大会で、〝キック界の神童〟那須川天心(22)との対戦が期待されているエースの武尊(29)がリングに上がり、早期復帰に意欲を見せた。

3月28日のレオナ・ペタス戦でKO勝利するも爆弾を抱える右のこぶしを痛めた武尊は、現状を問われて「次の試合に試合に向けて体作りをしています。この前の試合で拳をケガしちゃったんで、その治療をやっている感じです」と改めて説明した。

それを踏まえて今後への抱負を問われて「1日でも早くケガを治して、次の試合やりたいなと思っているんで。K―1最強を証明する試合を、みんなが期待してくれている試合をやるためにケガを1日でも早く治したいと思うんで、今年の今後の武尊に注目してもらえたら嬉しいなと思います」と力をこめた。那須川は来春でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向する予定。リミットが迫る中、夢のカード実現のためにも早期回復に期待したい。

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