推しのフィギュアをプロみたいに撮影したい! …でも、撮影セットなんてどうしたらいいかわからないし、専門的なカメラも持ってない! そんな方でも大丈夫。100均アイテムとスマホのカメラでめちゃめちゃエモい推し画像を撮影できる方法をお教えします!
こんにちは! 元・某生活雑誌の担当であり、雑貨や小物を月300点以上批評していた、フリーライターのナスエリカと申します。
フィギュアやアクスタを写真に収めたいとき、そのまま撮影するだけだとなんだか少し物足りなかったり、すごく普通の写真になったりしませんか?
本記事ではプロも実践している「前ボケ」ワザをご紹介したいと思います。
この手前で“ピンボケ”感を出すワザを使うことで画面の中に雰囲気が加わり、一気に「こなれ感」を出すことができます♪
しかもこれ、100均アイテムを組み合わせたグッズを使うことで、誰でも手軽に撮れちゃうんです。
早速この「前ボケ」グッズの作成方法と、撮影方法の両方をお教えしますね!
【ダイソー】100均アイテムだけで最高のエモ写真が撮れる参考写真
【準備編】透明&硬質タイプのA4クリアファイルを選ぼう
・ダイソー「A4 硬質カードケース」各110円
・ダイソー「オーロラ フィルム クッション(クリア)」110円
・ダイソー「フラワーペタル ブルー」110円
・ダイソー「グリーン リーフ スプレー」各110円
基本となるアイテムは上記の4つ。
土台となる硬質タイプのA4ファイル、そして写り込ませたい素材(フェイクフラワー&フェイクグリーン、プレゼントの梱包に使うキラキラしたクッション素材などなど)を用意。全部100均で簡単に手に入ります。
今回紹介する前ボケグッズは、カメラを右手で構えたときに、左手で写り込ませて使います。
土台のファイルがふにゃふにゃしていると、うまく構えることができず狙った場所に写り込ませられないので、必ず「硬質タイプ」を選ぶようにしてください。
また、透明なファイルのほうが、色が写り込んだり、影になったりして撮影の邪魔にならないのでオススメですよ。
あわせて、木工用ボンドとハサミを用意してください。ここにマンキングテープやグルーガンを使用しても◎です。
準備ができたら作っていきましょう!
【制作編】写り込ませたいモチーフを貼り付けるだけでOK
【1】
A4ファイルを袋から取り出し、四隅の接着している部分を切り取って、ただの2枚のフィルムになるように分けます。
【2】
右手でカメラを構える人は右上を、左手でカメラを構える人は左上を半円状にカット。これを計4枚全て同じようにしてください。
筆者はカメラを右手で構えるので、右上をカットしました。
【3】
ここからは写り込ませたいものを半円部分にボンドで貼り付けていきます。
・フェイクフラワーは、実際に映り込む際にはほのかにしか色味が出ないので、なるべく密集するように貼り付けるとGOOD。
・フェイクグリーンやキラキラクッションは取れてしまいやすいので、ボンドで貼り付けた後に、マスキングテープなどでさらに固定したほうが安定します。
フラワー、キラキラクッション、フェイクグリーンの3タイプは、様々なシチュエーションの撮影で重宝するので、ぜひ作ってみてください。
このほか、写り込ませる素材としてオススメなのはカラーフィルムや綿、レース地などがあります。
撮影に慣れてきたら、自分オリジナルの写り込み素材を貼り付けて、色々と研究してみてくださいね!
ちなみに、完成した前ボケグッズの見栄えが多少悪くなってしまっても全然問題ナシ!
モチーフがちゃんと固定されているかどうかのほうが、撮影のうえでは重要です。
【実践編】森林感もライブ感もカンタンに演出!
おまたせしました! この前ボケグッズを使用した撮影方法を伝授いたします!!
今回はヒプノシスマイクの飴村乱数のフィギュアを使って「ラップバトル会場風」(ライブ感)の演出をカメラに押さえたいと思います。
この撮影では「キラキラクッションタイプ」を使用しました。
被写体(フィギュア)をセッティングしたら、カメラを構え、レンズの前に先ほど作った前ボケグッズを(上記の画像のように)構えます。
前ボケグッズとレンズとの距離が命となるので、近づけたり遠ざけたりしながらベストポジションを探してみてください。スマホの場合は5cmくらい離すといい感じに撮れる場合が多いです。
なお、実際の撮影時はもう少し部屋の中を暗くして撮影しました。
一旦、大げさにレンズから離してみてキラキラ具合がどのように写るのか、わかりやすく撮影してみたのが上記です。
この前ボケグッズを使うとこんなふうにネオンライトのような光彩感を出すことができるんです。
・キャンドゥ「ウッドクラフト モダニズム 背景ボード」各110円
被写体の背景に使っているのはキャンドゥのアイテム。モチーフの種類が色々とあって、表と裏の2パターン使えてなんと100円! もしよろしければお近くの店舗でチェックしてみてください。
撮影の幅が広がりますよ♪
普段の撮影を一気にプロ級にするワザ、いかがでしたか?
実はこれ、筆者が現場でプロのカメラマンから教えてもらったテクニックなんです。
実際の撮影現場では、「室内で屋外風の撮影をする時」に前面にフェイクグリーンを写り込ませて、わざとピンぼけさせることで「あたかも外で撮っているかのような演出」をしています。
ぜひ様々な撮影シーンで活用してみていただけると嬉しいです。
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