コントレイルが宝塚記念を回避 大阪杯の疲れが取り切れず

大阪杯は3着に終わったコントレイル

昨年の牡馬クラシック3冠馬コントレイル(牡4・矢作)が、宝塚記念(6月27日、阪神芝2200メートル)を回避することが分かった。29日、管理する矢作調教師が明かしたもの。

同馬は今季初戦の大阪杯で3着に敗れた後、放牧に出て宝塚記念を目指して調整されていた。27日に発表されたファン投票中間発表では小差の2位と支持されていたが、「大阪杯の疲れが取り切れず、万全な状態では出走できない」(矢作調教師)との判断で断念することとなった。今後については「万全な状態で秋の天皇賞(10月31日、東京芝2000メートル)に向かいたい」とした。

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