中日が30日の日本ハム戦(札幌)に4ー1で勝ち、2カード連続の勝ち越し。交流戦単独首位に立った。
先発・福谷が6回1失点、4番・ビシエドが本塁打を含む3打数2安打1打点と投打の軸が活躍しての快勝に与田監督も「(福谷は)いい感じで投げてくれましたし、ピンチも粘り強くしのいでくれました」「彼(ビシエド)の場合、今日のように一振りで1点取れるという強さがある」と満足そう。祖父江、福、又吉のリリーフ陣もしっかりと0点で抑えただけに「又吉が本当に頼もしくなっている。福、祖父江が調子上がってきて橋本も含め、全体的に(リリーフ陣が)良くなってきたのは安心材料ですね」と確かな手応えを感じている様子だ。
2005年にスタートした交流戦だが、セ・リーグのチームで優勝したのは巨人(2回)とヤクルトだけで中日はまだVはない。交流戦首位については「まだまだそんなね。どんどん増やさなきゃいけない。勝ちはね」とコメントした与田監督だが、チーム状態は上向きだけに本拠地に戻ってのロッテ、オリックスとの6連戦でさらに白星を増やしたいところだ。