「宣言」延長決定後初の週末 繁華街の人出

緊急事態宣言の延長が来月の20日まで決定し、初めての週末を迎えました。若い人が多い渋谷や原宿の人出は相変わらず多く、29日も買い物客などでにぎわいを見せていました。

都内では29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに539人確認されました。このうち重傷者は、28日より8人多い78人で依然高い水準です。

都内は大型連休後に感染者の減少傾向が続いているものの、感染力が強いインド型の変異ウイルスの増加による再拡大が懸念されています。

こうした中、東京都の職員が警察や消防の協力を得て渋谷区の原宿駅周辺では、外出自粛の呼び掛けを行いました。

29日午後1時頃の原宿駅周辺では、地元警察署の職員ら8人ほどが「感染力の強い変異株に注意」と書かれたプラカードを持ち、チラシを配るなどして道行く人たちに不要不急の外出を自粛するよう訴えました。

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