マキシミリアノ・コルベ神父 とは

 ポーランド出身。1930年4月に長崎を訪れ、キリスト教布教を目的に月刊誌「聖母の騎士」を発刊。後の「聖母の騎士学園」に当たる小神学校を設立した。帰国後、第2次大戦が勃発。41年5月、ナチス・ドイツ軍によってアウシュビッツ強制収容所に送られた。死刑を宣告された男性の身代わりを自ら引き受け、餓死刑の地下牢(ろう)に入った。最後は毒殺され、同年8月14日に亡くなった。82年10月にカトリック聖人になった。


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