長友、平愛梨夫妻も激励 平慶翔都議がドンJr.退治で千代田区から国替え出馬

会見した都民ファーストの会・平慶翔都議

都民ファーストの会の平慶翔都議(33)が31日、都庁で会見し、昨報通り、都議選(6月25日告示、7月4日投開票)の千代田区選挙区(定数1)から国替えでの立候補を表明した。女優・平愛梨(36)の弟で、サッカー日本代表長友佑都(34)の義弟になる平氏は番狂わせを起こせるのか――。

千代田区選挙区は都議会のドンといわれた自民党の内田茂元都議(83)の地盤。都議選では娘婿の直之氏(57)が立候補を予定しており、都民Fは候補者がいない空白区だったが、平氏が名乗りを挙げた。

都民Fの荒木千陽代表(39)は「2016年に千代田区長選から古い都政を変えなければいけない、とうねりのようなものが始まった。都民Fとして、千代田区は最重点選挙区」と平氏に期待を寄せた。

平氏は、もともと自民党の下村博文衆院議員(67)の秘書。前回の都議選では、下村氏の地盤である板橋区から出馬し、2人の自民党候補を落選させての当選劇だった。

平氏は「5人区の板橋の方が勝算はあったと思いますが、それでも改革の灯を消してはいけない、千代田区から日本を変える、一言でいうなら使命感。内田さんが長年議席をもっていて、その娘さんのダンナさんが世襲的な形になると伺っている。千代田区の皆さんに古い政治を続けていいのかと訴えていきたい」と意気込んだ。

平氏は、姉の平愛梨や義兄の長友から「しっかり頑張ってと、家族全員が応援してくれている」と激励されたことを明かし、「しっかりと、ゴールを決めたい」と誓った。

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