安楽死を決意したスーザン・サランドン 死の前日に決意を家族に語る 「ブラックバード」本編映像

6月11日に劇場公開される、安楽死を決断した母親と家族たちを描く映画「ブラックバード 家族が家族であるうちに」から、スーザン・サランドン演じるリリーが安楽死の決意を語る、本編映像が公開された。

公開された本編映像は、リリーの要望によって死を決意した日の前日に開かれた“最後の晩餐会”のシーン。「死ぬ日を決めたら、おかしいことに、死が怖くなくなった」「不安はあるわ、でも誰でもいつか人は死ぬ」「分からないはずのその日が、私には分かってるだけ」とユーモアを交えながら淡々と述べるリリーに対し、まだ完全にリリーのの決意を受け入れられない家族。「生きてる時は死を忘れるだろう」と問いかけられたリリーは、「死を知る方がいいわ」「その方が余計なことにかまけなくなる」と、安楽死の強い意思を静かに語るのだった。

「ブラックバード 家族が家族であるうちに」は、ビレ・アウグスト監督のデンマーク映画「サイレントハート」のリメイク作。安楽死を決意した母親と、集められた家族や親友の姿を描く。アカデミー賞受賞歴を持つスーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットが初共演を果たし、「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズのミア・ワシコウスカが出演している。監督は「ノッティングヒルの恋人」などのロジャー・ミッチェルが務めている。

【作品情報】
ブラックバード 家族が家族であるうちに
2021年6月11日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
配給:プレシディオ、彩プロ
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PG12

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