Shanghai Electric Wind Power GroupがSSE STAR市場でIPO、世界の風力発電産業に新たな弾みをつける

上海証券取引所ビルで行われたShanghai Electric Wind Power Groupの上場記念式典

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【上海2021年5月29日PR Newswire=共同通信JBN】上海証券取引所ビルで2021年5月19日、Shanghai Group Co. Ltd.(「Shanghai Electric」(上海電気)または「同社」)(SS:601727/HK:02727)の子会社であるShanghai Electric Wind Power Group Co., Ltd.(「Shanghai Electric Wind Power Group」)(688660)のShanghai Stock Exchange Science and Technology Innovation Board(SSE STAR)での新規株式公開(IPO)を記念する式典が開催された。上場は同社の歴史で重要な時代の先触れとなり、同社が、環境により優しく、より持続可能な風力エネルギーが支える経済への世界的な移行を加速するのに役立つ新たな発射台としての役割を果たす。

Shanghai Electric Wind Power Groupは2020年6月に上海証券取引所にIPO申請を提出した。約1年の準備期間を経て、同社はオンラインロードショー後ほどなくSSE STARに順調に上場した。

Shanghai Electric Wind Power GroupのJin Xiaolong会長は「IPOの収益はShanghai Electric Wind Power Groupが新たな製品と技術を開発し、新拠点を築き、デジタルトランスフォーメーションを加速し、全体的な製品検査能力を向上させるのに役立つ。それは、市販後サービスとスマート製造に投資を拡大することにより競争性優位に磨きをかけ、新たな成長機会を創出するという当社計画を強化する。さらに、同社のリスク対処能力を強化するために資本構造を最適化するのにも役立つ」と語った。

Shanghai Electric Wind Power GroupのIPOの発表は、2030年までに二酸化炭素排出量のピークを達成し、2060年までにカーボンニュートラルに達するという中国の確約を背景としている。このIPOは、風力エネルギーにおける同社の強みと専門知識と、再生可能エネルギー部門での風力発電の役割の再形成を狙いとする中国のエネルギー転換戦略との整合性を高める。

中国の洋上風力タービン業界のリーダーであるShanghai Electric Wind Power Groupは世界の大手風力エネルギー発電企業の1つで、その事業は風力タービン設計、製造、運用、保守サービス、風力ファーム投資・開発に及ぶ。Shanghai Electric Wind Power Groupは、製品ライセンス、2次開発、戦略的協力、独立した研究開発を組み合わせる製品技術のためのロードマップを策定した。同社は、産業の将来的開発に力を与える強いデジタル能力と相まって、風力エネルギーの進化を促進するための道を切り出した。

2021年3月、Bloomberg New Energy Finance(BNEF)は上海電気を世界の風力タービンメーカートップ10のリストに選出した。BNEFのデータによると、上海電気の新設タービンの総容量は昨年5.07GW増加し、同社の世界の風力エネルギー市場トップ10のランク入りに貢献した。さらに、上海電気は中国の洋上風力発電市場のリーダーで、2020年の設置容量は1.26GWに達し、シーメンスガメサに次ぐ規模となった。

Jin Xiaolong氏は「今後を見据えて、上海電気は世界的なエネルギー革命が提供する新たな機会を捉える。グリーンエネルギーの開発に専心することにより、当社はスマートエネルギーの開発を推進し、再生可能エネルギーセクターのための『ゼロカーボン』の産業エコシステムを創出する」と述べた。

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ソース:Shanghai Electric

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(写真説明:上海証券取引所ビルで行われたShanghai Electric Wind Power Groupの上場記念式典)