杉良太郎がDリーグを称賛「ダンスというよりは格闘技」全国に65歳以上のダンスチーム結成中

FIDA JAPANの名誉会長を務める杉良太郎

俳優の杉良太郎(76)が31日、東京・千代田区にある衆議院第一議員会館で行われた「超党派 日本国際ダンス連盟を応援する議員連盟」の第2回総会に出席。世界初のダンスのプロリーグ「Dリーグ」について、「ダンスというよりは格闘技だ」と称賛した。

FIDA JAPAN(日本国際ダンス連盟)の名誉会長を務める杉は、「かねてダンスは後ろで踊っている人というイメージだったが、ダンスのプロとして生きていける道ができた」とDリーグの発足を喜ぶと、「Dリーグはダンスというよりは格闘技みたい。人間の筋肉と筋はどうなってるのか」と、観戦するたびにダイナミックなパフォーマンスを見て驚かされているという。

現在、杉は47都道府県に65歳以上のメンバーによるダンスチームを結成する構想を進めている。新型コロナ禍もあって青森、群馬、山梨、大阪の4チームだけにとどまっているが、「人間は体を動かすことが大切。これから5年間でダンスをしている高齢者としていない高齢者で健康状態に違いが出るか、厚労省と一緒に検証していく」と、ダンスの普及により健康で長寿な世界を作っていきたいと意気込んだ。

この日はDリーグの創設者でFIDA JAPANの神田勘太郎会長が、ダンスの国際組織「FIDA」の設立を目指すと宣言。さらにFIDA JAPANとして中高校生のための公式ダンス大会を管轄することを発表し、今後、Dリーグの各チームが活躍した学生ダンサーをドラフト会議で指名できる制度作りをする意向も明かされた。

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