『アメリカン・ユートピア』待望の爆音上映決定! 『STOP MAKING SENSE』上映再決定さらに爆音上映も!

元トーキング・ヘッズのフロントマンで、グラミー賞受賞アーティスト、デイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを受賞した鬼才・スパイク・リー監督。現代アメリカを代表するふたりの才人の奇跡のコラボレーションがついに実現した映画『アメリカン・ユートピア』(パルコ配給)が全国公開中。 熱い要望を受け、【爆音映画祭】をプロデュースするboid樋口泰人氏により音響調節された爆音上映が6/1(火)より営業再開する渋谷シネクイントにて実施決定。また先んじて発表していた、デイヴィッド・バーンが率いたトーキング・ヘッズの伝説のコンサートフィルム『STOP MAKING SENSE』の同館での上映も改めて決定。さらに、こちらもboid樋口氏の音響調整による爆音上映が追加決定。

通常上映と爆音上映の違いを楽しみながら、映画史・そしてエンターテイメント史を辿ることも可能に。コロナ禍でライヴエンターテイメントが楽しめないこの時代、ぜひ映画館で至福の体験を。 爆音映画祭とは通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を見・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。Boid樋口泰人氏の手によりスタートした映画祭は、東京・吉祥寺バウスシアターからスタートし、今では日本全国で展開されておりファンの年齢層も広がっている。特に音楽に特徴をもつ作品との親和性が高く、ファンに新たな映画の楽しみ方を提示し続けている。

<アメリカン・ユートピア>

映画の原案となったのは2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」である。この作品のワールドツアー後、19年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。バーンのライヴ映画としては、トーキング・ヘッズ時代に傑作『ストップ・メイキング・センス』(84年、ジョナサン・デミ監督)が作られたが、バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。

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