上越丸えんぴつなすの栽培に挑戦 柿崎小2年生児童が苗植え

 柿崎区の柿崎小2年生35人は5月28日、同校の畑に「上越丸えんぴつなす」の苗を植えた。生産者の相澤誠一さん(浦川原区、エー・エフグリーン社長)に植え方の指導を仰ぎ、40株を秋頃まで育て収穫する。

 同品種は上越野菜の一つで、丸みがあり、先端がとがっていることからこの名称が付いた。甘みが強く、加熱しても形が崩れにくいことから加熱調理に向いている。児童が育てたナスを家庭に持ち帰って味わうことで、同品種のおいしさを知ってもらう目的がある。

協力して上越丸えんぴつなすの苗を植える児童

 児童は2人一組となり、水やりや苗の移植を分担して行った。相澤さんによると、1株から20個以上が採れるという。採れたナスは児童が自宅で食べる他、7月にあるるん畑で行われるナスサミットに出品され、同様の活動を行う浦川原小、直江津小のナスと品評を受ける予定。

 嶌岡琉叶君は「ナスが好きだから、おいしく育ってほしい。水やりを頑張りたい」と話していた。

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