鉄の結束を誇った無頼派集団「金剛」にお家騒動が勃発だ。
ノアの5月31日・後楽園ホール大会で、GHCタッグ王者の中嶋勝彦(33)、マサ北宮(32)組がモハメドヨネ、谷口周平組を下し、初防衛に成功した。途中、中嶋のハイキックが北宮の側頭部に誤爆する一幕があったものの、最後はその中嶋がヨネをバーティカルスパイクで沈めた。
すると試合後、勝ち名乗りを受けた後の中嶋を北宮が背後から襲撃だ。サイトースープレックスでぶん投げてると大の字の中嶋に「はなっからてめえがいけ好かないんだよ。10年前、健介オフィスに入門してからずっとてめえが嫌いで嫌いで、大っ嫌いなんだよ」と吐き捨てる。そして慌ててリングに上がった金剛を率いる拳王に「世話になったな!」と離脱を示唆し、リングを降りた。
1週間後のプロレスイベント「サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)で金剛は、総出でDDTとの対抗戦となる14人タッグ戦に出場予定だが、こんなことで大丈夫なのか…。
また、この日のGHCナショナル王座戦は杉浦貴が桜庭和志を下し、初防衛に成功。GHCジュニアヘビー級王座戦は王者・小峠篤司が進祐哉を下してV2。GHCジュニアタッグ王座は原田大輔、大原はじめ組が小川良成、HAYATA組を破り、王座奪取に成功した。