全仏撤退 大坂なおみの恋人・コーデーが怒りのメッセージ「誰にも謝る必要はない!」

棄権を表明した大坂(ロイター)

女子テニスの世界2位・大坂なおみ(23=日清食品)が1日、自身のSNSで全仏オープン(パリ)撤退と心の病を告白した事に対し、大坂と交際中で人気ラッパーのYBNコーデー(23)が周囲に対する怒りをにじませるメッセージを投稿。大坂へのサポートと愛情をうかがわせた。

コーデーは大坂が声明を発表したインスタグラム投稿に返信。「NO need to apologize to ANYBODY!」(誰にも謝る必要はない!)と強い口調で記した。「その通り!」などと多くのファンから支持を受けている。

大坂は、声明で「トーナメントや他の選手、そして私自身にとっても、今は私が撤退して皆がパリで行われているテニスに集中できるようにするのが一番だと思っています」と大会棄権を表明。その上で「実際、私は2018年の全米オープン以降、長い間うつ病に悩まされ、その対処に本当に苦労してきました」と自身の〝心の病〟についても告白。大会主催者に謝罪の手紙を書いたことも明かした。今大会、大坂は初戦突破後の会見を拒否したことで罰金1万5000ドル(約165万円)が科せられ、4大大会出場停止の可能性も示唆された。テニス界のみならず、世界中を巻き込む議論を呼んでいる。

大坂を最も近くで支え、うつ病についても知っていたであろうコーデー。ツイッターでも大坂の声明を投稿し、サポートしている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社