大谷の代打四球で敵地ブーイング 実況「みんなが彼のスイングを見たがっている」

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大谷翔平(エンゼルス提供)

 「ジャイアンツ6-1エンゼルス」(31日、サンフランシスコ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は1-6の九回に代打で途中出場し、四球だった。チームは先発バンディが六回途中、3被弾を含む5安打4失点で開幕から6連敗でチームの連勝も2で止まった。

 敗色濃厚の九回。指名打者制のないナ・リーグ球団主催の交流戦のため、7試合ぶりにスタメンを外れた大谷が、ベンチを出てネクストバッターズサークルに姿を見せると、敵地スタンドから拍手と歓声が起こった。「これは本拠地ファンのリアクションですね」と中継局の実況。2死走者なしの場面で打席に向かうと、一部の観客はスタンディングオベーションで背番号17を迎えた。

 18、19年に同僚だった右腕トロピアーノとの対戦。3球連続ボールになったところで、不満の声が上がった。見送った4球目がストライク判定されると、ファンは大喜び。5球目が外角低めにはずれてフォアボールになると、再び、ブーイングが響き渡った。

 バットと防具を置いて一塁へ向かう大谷。エンゼルスの実況アナが「彼ら(ファン)は彼が打つところを見たいのでしょう」と言えば、ジャイアンツ側の実況は「みんなが彼のスイングを見たがっています、特にこの男は」と異口同音。メジャー2位の15本塁打を含む同1位の29長打を誇る大谷の人気と注目度の高さを説明した。