あす2日(水)も日本海側中心に気温高い 3日(木)から4日(金)は広範囲で大雨のおそれ

1日(火)午後も全国的に晴れて、西日本を中心に気温が高くなる見込み。九州北部では34℃くらいまで上がる所があるため、熱中症など健康管理に注意が必要だ。

厳しい暑さ

 1日は朝から晴れている所が多く、この時間も西日本を中心に強い日差しが照り付けている。西日本は昼過ぎにかけて、内陸を中心に気温が30℃以上の真夏日となる所があり、日田(大分)など九州北部で34℃くらいまで上がる見込み。真夏に比べると空気が乾いているとはいえ、屋外での作業は熱中症予防のために、こまめな水分補給や休息を心がけたい。気温の高い時間帯は、屋外での運動は極力避けるなどの選択も必要だ。関東や東北の太平洋側では、今夜にかけて雲が多くなる所もあるが、関東は昨夜のような急な雨や雷雨はない見通し。

2日(水)雲多い所も

 あす2日(水)午前にかけては、北・東日本で雲の広がる所が多く、北海道で昼前後に一部でにわか雨がある見込み。関東でも北部を中心に、夕方以降は雨雲の発生する所がありそうだ。西日本は晴れる地域が多く、最高気温は内陸や日本海側で30℃を超える所がある見通し。ただ、西日本の天気は下り坂で、夜遅くには九州南部で雨の降り出す所がある見込み。沖縄は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、夕方にかけて所々で雨が降る天気となりそうだ。

4日(金)にかけて大雨のおそれ

 3日(木)は昼前までに、西日本のほぼ全域で雨の範囲が広がり、午後は東日本の太平洋側でも雨の降り出す所が多い見込み。九州や四国は3日夜にかけて、紀伊半島や東海は3日夕方以降、発達した雨雲がかかり雨の量が多くなるおそれがある。3日夜以降は、東北や北海道の太平洋側でも天気が崩れる所があり、4日午前を中心に雨脚の強まる所がある見込み。北日本では風も強まるため、強風や高波にも注意が必要だ。

週末の天気

6月1日(火)昼前と夕方の天気分布予想

 5日(土)は全国的に雲が広がりやすく、北海道の一部や沖縄で雨の降る所がある見込み。6日(日)にかけては西・東日本の日本海側を中心に晴れ間もあるが、太平洋側では雲の出やすい状態が続きそうだ。沖縄は湿った空気が流れ込み、土日とも雨の降りやすい状態が続く見通し。発達した雨雲がかかる可能性があるため、今後も気象情報に注意が必要となる。   (気象予報士・高橋和也

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