梅雨明け予想はいつ? 熊本県内、「平年より早め」6割 気象記念日アンケート 

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 1日は1875年に日本で気象観測が始まった「気象記念日」。県内を含む九州北部地方は今年、観測史上2番目に早い5月15日に梅雨入りしただけに、梅雨明けが気になるところだ。熊日の「SNSこちら編集局」(S編)の公式LINEアンケートで梅雨明け時期を予想してもらったところ、平年(7月19日)より早めと回答した人が6割に上った。

 アンケートは5月28~30日に実施し、主に県内の907人が回答した。

 平年とほぼ同じ「7月16~20日」(21%)が最多。以下は「7月11~15日」(18%)、「7月6~10日」(16%)、「6月30日以前」(15%)、「7月1日~5日」(13%)と続き、平年より早いとの予想が集中した。

 理由としては「農作物の成長が10~14日早い」(40代男性、八代市)との経験則に基づくものから、「今年は災害なく早く梅雨が明けてほしい」(30代女性、宇土市)などの希望的観測もあった。

 民間気象会社「ウェザーニューズ」は、平年より早い7月上旬との予想を発表。「気象庁だけでなく、欧州や米国など世界の長期予報を総合的に分析した」(広報)といい、太平洋高気圧が張り出して、梅雨前線が北上する時期が平年より早いと判断した。

 一方、気象庁は梅雨明けの予想は発表しない。同庁によると、梅雨入りが過去最も早い5月13日だった1954年の梅雨明けは8月1日と遅め。一方、5月19日だった91年は7月19日と平年並みだった。梅雨明けが最も早かったのは94年の7月1日だが、梅雨入りは6月7日だった。

 福岡管区気象台は「梅雨入りの早さと梅雨明けの時期の関係性は過去の観測からも一概には言えない」と説明。その上で、「梅雨末期は大雨が降りやすく、今後の気象情報には十分注意を」と呼び掛けた。(和田毅、原大祐)