大坂なおみは「メーガン妃のマネしている」 英名物司会者が暴論ブチ上げ非難の嵐

“懲りない男”ピアース・モーガン(ロイター)

メーガン妃への批判で知られる名物司会者ピアース・モーガン氏が31日、英「デーリー・メール」で大坂なおみ(23=日清食品)について「メーガン妃とヘンリ―王子のメディアを黙らさせる戦略を真似ている」と猛批判を展開。大坂がうつ病告白後も姿勢を変えず、非難の嵐だ。

モーガン氏は、ヘンリー王子夫妻の王室離脱を酷評する反メーガン妃の急先鋒として知られている。同氏は寄稿文で「大坂なおみは素晴らしいテニス選手だ」としつつ、大坂が開幕前の29日に会見拒否を宣言した声明を「自己愛にみちたたわごと」と批判。「ボイコットを正当化するために、メンタルヘルスを武器にして、正当なメディア取材を避けようとする軽蔑的な試み。商業的な自己宣伝のためにメディアを利用し、一方で批判を沈黙させるためにメンタルヘルスを理由にするという、メーガンとハリーの戦略をそっくりまねている」と、メーガン妃、ハリー王子を引き合いに出して非難した。

1日に大坂が全仏棄権を表明し、長年うつ病に苦しんできたことをSNS上で告白後も、モーガン氏はまったく姿勢を変えず。自身のツイッターで、フォロワーから大坂の投稿を知らされても「違う。彼女は自分たちの仕事をしているテニスメディアへ攻撃したことに対する反発のために棄権した」と批判を止めず、非難の嵐となっている。

モーガン氏は、妊娠中には自殺を考えるまで追い詰められていたことを告白するなどしたメーガン妃への攻撃で情報番組「グッドモーニング・ブリテン」を降板している。なんとも懲りない男だが、世界に対する大坂の影響度の大きさを表しているとも言えそうだ。

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