横浜港の海面に油 ケミカルタンカーから重油流出

横浜港内の海上に浮いている重油(横浜海上保安部提供)

 1日午後1時35分ごろ、横浜市中区山下町の山下ふ頭4号岸壁付近の海面に油が浮いていると、付近を航行中の船舶から横浜海上保安部に通報があった。

 同部は山下ふ頭8号岸壁に着岸中のケミカルタンカー「あさひ」(497総トン)からの重油流出を確認した。

 同保安部によると、燃料として使っている重油をポンプで船内のタンクに移送する作業中、海に流れ出したという。

 重油は山下ふ頭付近の海上に点在し、巡視艇などが防除作業を行った。

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