マンC 移籍金230億円のFWケイン獲得へ スターリングらFW2人とのトレードを画策

得点王に輝いたFWハリー・ケイン(ロイター)

今季のイングランド・プレミアリーグを制覇したマンチェスター・シティーが同リーグのトットナムに所属するFWハリー・ケイン(27)の獲得に向けてトレードを画策していると、英紙「サン」が報じている。

今季リーグ得点王となったケインはチームタイトルを欲し、今季限りでトットナムからの退団を決意。移籍金1億5000万ポンド(約232億5000万円)にも達する見込みだが、同リーグのマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが獲得に興味を示していると報じられている。

そんな中、同紙によると、マンCはケインを確保するため、所属するFWラヒーム・スターリング(26)とFWガブリエル・ジェズス(24)との交換をトットナムに求めているという。「シティーは、取引を成立させるために、スターリングとジェズスを使用することで、その手数料の一部を相殺したいと考えている」と伝えている。

噂されたスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の獲得が難しい状況とあって、主力の2人を放出してでも新たな得点源を確保したいわけだ。

ケインはイングランド代表として臨む欧州選手権後にも自身の去就の最終判断を下すとみられているが、マンCの戦いに興味を持っていると伝えられており、一気にトレードが成立する可能性もありそうだ。

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