【東京五輪】中国メディアがコンドーム配布問題を糾弾「絶対に手に入れるべきお土産となる」

選手村ではコンドーム使用できない!?

中国メディアが東京五輪でのコンドーム配布に猛ツッコミを入れた。

同国メディア「網易」は、選手村でコンドームが大量に配布されることを特集。「パンデミックの最中に五輪を開催するのは危険なので、ベッドでの運動を促すためにコンドームを無料で配布することが適切かどうか疑問に思う人が増えている」と日本で批判が高まっている現状を伝えた。

大会組織委員会は「選手村で使うというものではなく、母国に持ち帰っていただき啓発にご協力いただくという趣旨、目的のもの」と説明しているが、同メディアはこうした方針を疑問視。

「組織委員会が日本滞在中にアスリートにセックスをしてほしくないのに、なぜ日本滞在中にコンドームを配る必要があるのか。『家に帰る前にコンドームを使うな』という東京組織委員会の声明は、少しおかしな感じがする」と冷静なツッコミを入れた。

こうした点を踏まえて「五輪のコンドームは、期間中に手に入れたお土産として家に帰ったら必ず使いたくなるだろう」と啓発ではなく性行為そのものを推奨することになると分析。「ちょうど観光客がキットカットのチョコレートの箱を手に取っているようなもので、絶対に手に入れるべきお土産となる。ただ、コンドームというユニークなお土産は口に入れるのではなく〝正しい場所〟に入れるものだ」と独特の表現でコンドーム配布を糾弾した。

新型コロナ禍で〝夜の国際交流〟を助長することにならないのか。海外からは不安視する声が高まっている。

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