ホンダの新型コンパクトSUV「ヴェゼル」は、ボディカラー同色のフロントグリルが話題だが、ここをピンポイントでカスタマイズ出来るアイテム「フロントグリルガーニッシュ」が無限から登場した。そのドレスアップ効果の塩梅が、実に絶妙だった!ホンダを知り尽くした無限が造る、新型ヴェゼル向けカスタマイズパーツを改めてチェックしてみよう。
納車を待つ間にカスタマイズを検討する楽しみを! 無限パーツを改めてチェック!
ホンダのカスタマイズパーツなどを発売する無限(株式会社M-TEC)は、2021年4月22日(木)に発表されたホンダの新型コンパクトSUV「ヴェゼル」専用の各種パーツを開発。全国のホンダカーズ(ホンダ正規ディーラー)と無限パーツ取扱店にて、順次発売を開始した。
無限パーツは正規ディーラーで扱われるから、新車購入時に同時装着出来る。新車ローンの支払いに含めて購入出来るなど、得られるメリットも大きい。
しかし購入後しばらくはノーマルの状態で楽しみ、徐々に自分好みのスタイルへカスタマイズしていくのも楽しいものだ。新型ヴェゼルはデビュー早々に大きな反響を呼び、グレードや仕様によっては半年以上の納車待ちも発生している状況。まさに今「待ってます!」という方もいらっしゃるだろう。
ならば! 待つ間の楽しみとして、ここで改めて無限のカスタマイズパーツをチェックして欲しい。
初代ヴェゼルのフロントマスク「ソリッド・ウィング・フェース」の形状は新型にもしっかり継承されていた
一見すると、新旧ヴェゼルのデザインには関連性を感じないが…実はそんなことはなかった
ところで、新型ヴェゼルのデビュー当初に話題を呼んだのは、フロントグリルの仕上げだった。メッキなどの加飾をせず、あえてボディ同色にすることで、洗練されたシンプルな印象となった。
2013年12月デビューした初代(先代)ヴェゼルでは、当時のホンダ車に共通の「ソリッド・ウィング・フェース」を採用。メタル調のグリルが左右へウィング(羽)状に拡がる形状で、左右のヘッドライトとの連続性を強調していた。
そんなイメージは、今回のフルモデルチェンジでごっそりとなくしてしまったかと思われたが、新型ヴェゼルに携わったホンダのデザイナーに聞いたところ『初代のウィング形状は残してあります』と教えてくれた。
確かに新旧ヴェゼルのフロント周りを見比べてみると、ボディ同色でわかりづらくはなったが、左右ヘッドライト下部からフロントグリル上部を繋ぐラインが、実はしっかり継承されていることがわかる。
無限「フロントグリルガーニッシュ」は、新型を初代ヴェゼルの「ソリッド・ウィング・フェース」風に仕上げるアイテムにもなる!
そこでようやく本題に戻る。初代ヴェゼルで確立したソリッド・ウィング・フェースが気に入っていたというファンの中には、新型のさっぱり過ぎるフロントグリルに、まだちょっと馴染めない方がいるかもしれない。
そんな時、無限のカスタマイズパーツがピンポイントで効くことをご存じだろうか。そのアイテムは「フロントグリルガーニッシュ」。価格は3万7400円(取付工賃別・消費税込み)だ。
フロントグリルガーニッシュは、ボディ同色のフロントグリル部の中でも、特に上部に向いている部分のみに取り付けられる。写真の艶ありブラック塗装仕上げのほか、無塗装のものも選ぶことが出来るので、初代のようにメタル風塗装に仕上げてみたりするのも楽しいかもしれない。
フルコンプリートでカスタマイズするもよし! ピンポイントでイジるもよし! ドレスアップを自由に楽しもう
無限のカスタマイズパーツは「Sports Style(スポーツスタイル)」がコンセプト。モータースポーツ直系の無限らしいスポーティなデザインで、甘めのイメージも強い新型ヴェゼルをピリ辛に仕上げることが出来る。フルコンプリートでカスタムするも、フロントグリルのようにピンポイントで有効活用するも、お好み次第だ。
これから新型ヴェゼルを買おうと考えている人も、納車を今か今かと待っている人も、また新たなドレスアップのアイデアが浮かぶかもしれない。改めて新型ヴェゼルのカスタマイズパーツをチェックしてみることをお勧めする!
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]