大山、渋田川…神奈川・伊勢原市制50周年で切手シート販売 日本郵便南関東支社

販売が始まった伊勢原市制施行50周年記念の切手シート

 日本郵便南関東支社は1日から、伊勢原市の市制施行50周年を記念した切手シートの販売を始めた。大山阿夫利神社下社からの紅葉や渋田川沿いの芝桜、比々多神社の春季例大祭などがデザインされている。

 切手シートは84円切手10枚が1セットになっている。市内の名所や四季折々の風景のほか、市制施行50周年記念のロゴがデザインされた切手もある。

 シートには、伊勢原駅前や市最大の観光イベント「道灌まつり」の今昔が分かる市提供の写真をあしらった。

 1日には伊勢原東大竹郵便局の西尾浩(ゆたか)局長らが市役所を訪れ、髙山松太郎市長に切手シートの完成を報告。西尾局長は「伊勢原をPRできる図柄を選んだ。この切手が貼られた郵便物が届いた人が伊勢原に興味を持ってもらえればうれしい」と話した。髙山市長も「切手を通じて街の移り変わりや名所を知ることができる」と述べた。

 販売価格は1セット1330円。簡易郵便局を除く市内の8郵便局で計400セット販売する。

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