リンガード、EURO落選なのに代表戦で先発起用へ そのワケは

EURO本大会に向けた26人のメンバーを発表したイングランド代表。

今季後半戦で大暴れしたジェシー・リンガードは、33人の候補メンバーには選ばれていたが、本大会メンバーからは落選となった。

ただ、ギャレス・サウスゲイト監督は3日に行われるオーストリアとの親善試合で先発起用すると発言。『Sky Sports』などによれば、こう説明したという。

ギャレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)

「(EUROまでに)プレーする試合が2つあり、彼らがかかわることになる。もし怪我人が出れば、そのグループの選手たちが待機している。

ジェシーは戻ってくるために信じられないくらいいいプレーをした。

我々は彼のプレースタイルに完全な信頼を置いている。彼は頼りになる。

明日もプレーするよ。サンチョは体調不良だし、他にも起用できない選手が多い。チームのバランス的にも彼は先発する。

(落選させた)私が間違っていたと見せつけるチャンスに値するよ」

26人のメンバーに入ったハリー・マグワイアとジョーダン・ヘンダーソンだが、2人とも怪我を抱えている。

また、土曜日のCL決勝を戦ったばかりの7人の代表選手はまだチームに合流してない。EL決勝を戦ったマンチェスター・ユナイテッドのルーク・ショウとマーカス・ラッシュフォードも先発起用されない見込み。また、ドルトムントFWジェイソン・サンチョは喉の痛みのために欠場する。

よって、オーストリア戦では本大会のメンバーには入らなかった選手たちを先発起用するようだ。

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ウェストハムでは16試合で9ゴールと大爆発し、プレミアリーグの月間MVPまで受賞したリンガード。

サウスゲイト監督は落選を伝えるのは非常に難しかったと述べているが、リンガード本人は代表を離脱することなく、チームに留まることを決めた。

なお、今後10日間は負傷した選手を入れ替えることが可能だそう。

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