70年代大麻パーティーを再現 舞い散るバラ、妖艶なダンス 「ベル・エポックでもう一度」本編映像

6月12日に劇場公開される、輝かしき日々の再体験に夢中となった男を描くヒューマンドラマ「ベル・エポックでもう一度」から、再現された1970年代の大麻パーティーを主人公のヴィクトルが楽しむ本編映像が公開された。

公開された本編映像の舞台は、タイムトラベルサービスによって再現された、1970年代の大麻パーティー。スペイン出身の女性デュオのバカラによる当時のヒット曲「Yes Sir,I Can Boogie(誘惑のブギー)」に合わせて踊る女性・マルゴに、ヴィクトルの目はくぎづけになる。幸せな過去を思い出し、「君のダンスが好きだった」と語りかけるヴィクトル。スタッフの指示によって無数のバラの雨が降りそそぎ、ヴィクトルは幸せの絶頂を再体験する。

180cmの長身をヒッピーファッションに身を包んで妖艶なダンスを披露しているのは、フランスの新進女優ドリア・ティリエ。ニコラ・ブドス監督は、「彼女がマルゴ役を大いにインスパイアしたことは疑いようがない」と、ティリエの演技を称賛している。

「ベル・エポックでもう一度」は、仕事を失い妻にも見放されてしまったヴィクトルが、”タイムトラベルサービス”によって再現された、記憶通りの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になってしまう姿を描く。フランス最高峰の賞であるセザール賞で3部門受賞と8部門ノミネートを果たした。主人公のヴィクトルを演じるのは、「愛と宿命の泉」などで知られるダニエル・オートゥイユ。妻のマリアンヌはファニー・アルダンが演じている。監督・脚本・音楽は、「タイピスト!」などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが務めている。

【作品情報】
ベル・エポックでもう一度
2021年6月12日、シネスイッチ銀座ほか公開
配給:キノフィルムズ
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