【日録交通死亡事故】7都府県9人(6/1) 東京で1日2件、熊本県芦北町で2年10か月ぶり

警察庁交通企画課まとめによる交通事故死者日報によると、6月1日(火)付では7都府県で9人が新たに確認されています。なお、1件が過去発生分の計上となっています。
各都道府県警察発表・報道等からの詳細は下記のとおりです。東京都で1日2件発生したほか、熊本県芦北町で約2年10か月ぶりに発生しました。
≪本年152日目:累計1005人(前年比-157)≫

■東京都:2人<53人(-3)=2位>
・墨田区(09:45頃) 本年初(2020/09以来)
 国道6号で路肩に停まっていた原付と大型特殊車の接触事故、原付の80代前半男性が搬送先の病院で死亡〔警視庁/東京新聞〕
・青梅市(14:30頃) 本年初(2020/10以来)
 市道で道路脇から出てきた軽乗用車と歩道の歩行者との接触事故、70代後半女性が搬送先の病院で死亡〔警視庁/東京新聞〕

■岐阜県:1人<27人(+10)=13位>
・海津市(08:40頃) 本年初(2020/12以来)
 国道258号交差点で原付とトラックの出会頭衝突事故、原付の80代前半女性が搬送先の病院で死亡〔中京テレビ〕

■和歌山県:1人<13人(+7)=33位T>
・紀勢道[田辺市](15:30頃) 高速道路発生-本年2件目
 稲成トンネル内で乗用車とトラックの正面衝突事故、別の乗用車も衝突、正面衝突した乗用車の70代前半男性が搬送先の病院で死亡、他に5人負傷〔NHK〕

■大阪府:2人<61人(+5)=1位>
・寝屋川市(5月31日16:45頃) 本年3件3・4人目
 国道170号信号交差点でワゴン車と軽乗用車の右直衝突事故、軽乗用車の70代前半夫と同乗の70代妻が搬送先の病院で死亡。軽乗用車側の信号が赤だった〔大阪府警/産経新聞〕

■山口県:1人<16人(+2)=25位T>
・下関市(5月30日15:05頃) 本年2件目
 漁港で乗用車が海中転落事故、70代前半男性が死亡〔山口県警/山口新聞〕

■熊本県:1人<17人(-2)=20位T>
・芦北町(朝) 本年初(2018/07以来)
 自転車が道路脇の川に転落事故、50代前半男性が死亡〔テレビ熊本〕

■大分県:1人<16人(-5)=25位T>
・日田市(14:20頃) 本年2件目
 国道387号で軽乗用車が道路脇の落石防護壁に衝突事故、70代前半女性が死亡〔大分合同新聞〕

  • 「交通事故死者」とは
    「交通事故」とは、道路交通法第2条第1項第1号に規定する道路において、車両等及び列車の交通によって起こされた事故で、人の死亡又は負傷を伴うもの(人身事故)をいい、「死亡」(「死者」)とは、交通事故によって、発生から24時間以内に亡くなった場合(人)をいう。
    警察庁では、交通事故実態をできるだけ早く把握、分析し、最も効果的な交通安全対策を迅速に検討し実施するとともに、国民に対して、速やかに交通事故状況を知らせることで交通事故防止を図ることを目的として、各種統計をとりまとめている。このうち、交通事故死者については日報を、また翌春に30日以内交通事故死者を公表している。

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