「ボイスⅡ」唐沢寿明&真木よう子がハードなアクションシーンでクランクイン!

日本テレビ系の連続ドラマ「ボイスⅡ 110 緊急指令室」(土曜午後10:00)の初回放送が7月10日に決定。主演を務める唐沢寿明と共演の真木よう子がそれぞれクランクインを迎えた。

本作は、2019年7月クールに放送されたサスペンスの続編。緊急指令室・ECU(Emergency Call Unit)を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とする警察官の活躍を描いたタイムリミットサスペンスだ。勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺害され犯人への復讐(ふくしゅう)に燃えた男・樋口彰吾を唐沢、緊急指令室の室長でありボイスプロファイラー(声紋分析官)で、特殊能力を生かして事件の鍵を「声」「音」でひもとく・橘ひかりを真木が演じ、事件を解決していく。前作に続き、樋口のバディとなる石川透役で増田貴久も出演する。

初日から、いきなり今回登場する最凶最悪のダークヒーローとの撮影となった唐沢。「体幹トレーニングなど体作りはしてきた」という唐沢は、全力疾走で追い、戦い、また追いかけると、ハードなアクションシーンの連続であったが、キレのある動きで大いなる見せ場を作っていった。

撮影を終え「いやぁ、思っていたより大変でしたね(笑)」と率直に語った唐沢は、「セリフのあるシーンは少なくて、初日からアクションシーンがあったので、またハードな撮影が始まったなと。今回の敵は、身軽でキビキビしていて、かなり手強い。しかもピョンピョン逃げる。殴ったり蹴ったりではなく追わないといけない。一体こいつは何なんだと、謎の男に振り回される。見ている方は楽しめるんじゃないでしょうか、動きがありますから。体作りはしてきたので、これから徐々に慣れていくと思います」と前向きにコメント。

そして「2年ぶりの『ボイス』ですが、スタッフがほぼ一緒だったのでやりやすく、初日という感じがしなかったです。永遠にやっている感じ(笑)。この雰囲気なら、きっと面白い作品になる。期待してください!!」と確かな手応えを感じたことを伝える。

一方、真木のクランクインも、凶器を持った男とのアクションというハードなシーンから。「初日は、唐沢さん、増田さんがいないところでのアクションシーンだったので不思議な感覚でした」と話した真木は、自宅でできる筋トレ、柔軟運動、体幹トレーニングなどを積んで万全のコンディションでクランクインを迎えたことを報告。2年ぶりの「ボイス」の撮影となるが「前日は緊張しましたがよく眠れました。前回とほとんど同じスタッフだったので、安心して入れたのかもしれません。でも『コード0』というセリフを言った時には、急に『ボイス』の世界がよみがえってきました」と、演じる橘としてのスイッチが入った様子。

そして、今回は橘に新たな展開も加わるようで「前回はなかった恋愛要素もあるので新鮮な気持ちです。幸せな感じではないですが…(笑)。また同じ作品をみんなで作れるのがうれしく、熱中症の対策をしながら、現場ではなるべく楽しくやっていきたいです!」と今後の撮影への期待を述べた。

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