アストロズ・ガルシア好投 澤村はエラーから崩れ3失点

【レッドソックス1-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

レッドソックスは2点ビハインドの5回表に一死1・3塁のチャンスを迎え、マーウィン・ゴンザレスの内野ゴロの間に1点を返したが、2番手の澤村拓一が登板した7回表に守備が乱れ、痛恨の3失点。8回以降は打者6人がパーフェクトに抑えられ、1対5でアストロズに敗れた。アストロズ先発のルイス・ガルシアは7回106球を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点1の好投で今季4勝目(3敗)をマーク。新人王資格を持つ右腕が今季ここまで防御率2.72と見事な活躍を見せている。

先発のギャレット・リチャーズが6回4安打2失点と好投したレッドソックスは、1点ビハインドの7回表から2番手の澤村を投入した。ところが、澤村はカイル・タッカーにライトへのヒットを許すと、チャス・マコーミックの打球を三塁ラファエル・デバースがエラーして無死1・2塁のピンチ。ここでマイルズ・ストローの打球はショートゴロとなったが、併殺を焦った二塁ゴンザレスが一塁へ悪送球し、二塁走者のタッカーが一気に生還した。

澤村はマーティン・マルドナードに四球を与え、暴投で一死2・3塁のピンチ。この場面でホゼ・アルトゥーベを敬遠し、一死満塁となったところでマウンドを降りた。このあと、3番手のギャレット・ウィットロックがカルロス・コレアの押し出し四球とヨルダン・アルバレスのタイムリーで2点を失ったため、澤村には合計3失点(自責点は1)が記録。今季の防御率は3.15へ悪化した。

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