【陸上】ママハードラー寺田明日香の進化が止まらない…木南記念で日本新記録

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陸上の女子100mハードルで東京五輪を目指す寺田明日香選手(31歳、ジャパンクリエイト、札幌出身)が驚異的な進化を顕在化させました。

6月1日に大阪・長居で行われた木南道孝記念陸上、まずは予選で自身の持つ日本記録を更新、初めて12秒9を突破する12秒87で駆け抜けました。

この時の風は追い風0.6mでした。

本人は世界陸連(WA)が定める東京五輪参加標準記録の12秒84を当然、視野に入れていますから「日本記録を更新しても“うれしくない”」と素直に発言しました。

更に“進化”を印象づけたのは12秒8台に初めて突入したこの記録以上に向かい風(-0.3)に変わった決勝の走りです。予選で記録したものに僅かに及ばなかったものの12秒89と12秒8台を続けざまにマークしました。

自身のレースに集中できる環境にあったとはいえ安定感が増し、まだまだ伸びしろを感じさせる内容にも映りました。

フラットレース(ハードルのないレース)のように一概に追い風がプラスに働くわけではありませんが、追い風でも、向かい風でも一定以上のパフォーマンスを発揮できるというのもラウンドを勝ち上がっていくチャンピオンシップの大会には必要なことです。

「もっと先に行きたい」という寺田選手は8台を出さないと先は開けていかないからと一定の自己評価はしながらもよろこびは見せませんでした。

「目指しているのは12秒6台で五輪の決勝(ファイナル)。“寺田明日香、ファイナルに残れるぞ”と思ってもらえるように(引き続き)頑張っていく」。

寺田選手の言葉通り、今後、さらに進化したママアスリートを目撃することになりそうです。

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